【大前研一さん】この人やはりすごい。論理的・戦略的な思考【企業参謀ノート】

書評

目次はこんな感じです。

第1章:問題から背を背けるな。決断ができない人は生き残れない!!

第2章:問題の中身はどうなっているか?事の本質を手にする方法を教えよう

第3章:日本のビジネスパーソンはアメリカより「2時間」遅れている。

第4章:企業の生き残り!その”天国と地獄”を分ける大事な要素

第5章:「成功のカギ」を素早く見つけ出す方法

特に印象深かったのは、【完全主義の落とし穴】という点でした。日本のマネジメントは意思決定に時間をかけすぎている、意思決定までの時間が圧倒的に長いというものだった。本質的な問題を先送りにして、いくら状況が悪いとわかっていても自らがリードして変えようとしない。既定路線の中でどうやって生き残るのかだけ、自分の保守だけを考えているということだった。自分にも置き換えてみても、はっとさせられる。家族や守るものをもってしまい、仕事においては攻めの気持ちよりも安定を優先する思考になっていたのではないかと思う。

しかし、大前研一さん曰く、決断することへの恐怖心が強すぎ、失敗したときの批判だけを気にして何もできない態度は、無責任そのものでそのようなリーダが組織を破滅させる結果を招く。どんどんバットを振って、ピッチャーごろでも一塁まで全力疾走するようなリーダでありたい(そしてたまにはホームランも打ちたい)

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