【プログラム開発は個人が】日米IT業界の構造の違いと将来への変化【インテグレーション機能はビジネスサイドへ】
ソフトウェアを他人に作らせる日本と自分で作る米国企業の違いは明らかです。日本ではほとんどのエンジニアがいわゆるSIerと呼ばれるITカンパニーに属するのに対して、米国では、ITを重要ファクターととらえており、自社に抱え戦略部門の中心に置いていると聞きます。
どちらがいいのか悪いのか個人的には判断ができませんが、今後の5年~20年のスパンで考えたとき、業界は大きく変革していくのだろうと思います。
僕の考える今の日本と世界の構造を以下の図にしてみました。
そして将来、変化を起こす要素は、以下の3つです。
✅ クラウドなどのITインフラを安価に平易に提供するプレーヤーが台頭
✅ フリーランス志向、独立志向により、アプリケーション開発やビジネスアナリシスの専門性が個人に閉じる仕事へ
✅ ビジネス、アプリ、インフラのIntegrationの重要性が高まりビジネスサイドの最高ポジションへ
この結果、10年後のIT業界の構造は、以下の図のように変化していくのだろうと思っています。
想定年収は、責任の重さに比例するべきで、このようになると思っています。
ビジネスオーナー(億単位)>Integrater(数千万円)>フリーランスエンジニア(1000-1500万円)
どこのポジションがいいのか悪いのか一概には述べることはできませんが、変化を見据えて、自分の適性とライフワークバランスも考慮に入れたうえで、考えていこうと思います。人生一回きりなので、60歳まではビジネスオーナーとIntegraterを目指して一勝負どこかで賭けてみたいと思いますが、一方で僕は純粋にものづくりも好きなので、60歳を超えたら健康であるうちはフリーランスエンジニアで、こつこつと生きていこうかと思っています。
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