【ジャマイカ旅行記2】 薬の売人と間違われダラスで荷物全量検査
テキサス州にあるダラス・フォートワース国際空港に到着。
12時間も座りっぱなしはやはりちょっとしんどかったが、 到着後さっそく、入国審査と税関検査へ向かう。
英語のなまりがかなり激しくて、 空港のスタッフの言うことをほとんど聞き取ることができない。
英語を勉強しているのに全然役にたたないじゃないか・・・ ちょっとショックである。
言い訳のように聞こえるかもしれないけれど、 一般的にテキサスの英語は特殊であり理解しずらいということで有名だそうだ。
英語じゃなくて「テキサス語」なんて言う人もいるらしい。 テキサス英語は映画なんかだと吹替えが東北弁になったりすることもあるようだ。
空港のスタッフの話す英語を直感で答え進んでいく。悪人面はしていないはずだから(思い込み?)、 荷物検査他、各種の検査なんてすんなり通るものとばかり思っていた。
しかし、突然・・・ 乗客のみんなが進む方向とは別の方向へ誘導される。
???
意味も分からず少し立ち止まると、 ヘイ!ゴー!と、 グリーンマイルの囚人のような感じの悪い黒人スタッフに指示される。
指示された場所に着くと、カウボーイ映画の極悪保安官のような白人が パスポート、航空券、荷物を全部見せろと言ってきて、手荒にバックの中身を全ていちいちチェックし始めた。
結婚する新郎新婦への贈り物として日本から持っていった 『バカラのロックグラス』 それまでも、リボンをはずし、きれいな包装を全部剥ぎ取られた・・・
心の中では、Oh!Noooooooo!と叫んでいた。
その後、靴まで脱いで全身をくまなく検査され多くの質問に答え、 やっとの思いでアメリカ入国ということになる。 オレハテロリストジャナイヨ・・・ 悔しいので日本語で小さくつぶやいてみた。もちろん彼らは理解するわけもない。ついていない、ヤレヤレ・・・