【ジャマイカ旅行記3】 村上春樹も泊まっていた『COYABA』ホテルへ
ダラスからマイアミへの移動はおよそ3時間。
飛行機の中で映画を一本見て、ジャマイカのガイドブックを読んでいるうちにマイアミへ到着。
アメリカ国内の乗り継ぎはそれほど大変ではなく、ダラスでのような悲惨な出来事は起こらなかった。
いよいよマイアミからジャマイカ・モンテゴベイへ。
モンテゴベイ行きの飛行機に乗り込むと、 日本人、またはアジア人らしき人は見当たらず 僕一人が例外であるようだ。
ジャマイカはリゾートとしては有名であるが、 はるばるアジアの国からやってくる人はそんなにいないのだろう。
マイアミからモンテゴベイまではおよそ1時間40分。 眼下の綺麗な海を見ているとあっという間に到着した。
飛行機から降りると想像していた暑さとは違い(もっとカラッとした清々しい暑さを思ってた) 蒸し暑く、ムンムンとした熱気で覆われた。
空港では扇風機がギュンギュン回転してはいるがエアコンはなく、 そんな状況の中で、入国審査の列に一時間以上並ぶことになる。
「早くホテルのベットで休みたい・・・。」 熱気を肌で感じながらそう思った。
考えてみればもう24時間近くまともに寝ていないのだ。 ジャマイカへ到着した喜びもあったが、 それ以上に蓄積された疲労が大きかった。
空港からホテルまではワゴン車タクシーで移動。
予約していた『COYABA』というホテルへ。 『COYABA』とは、原住民の言葉で『天国』という意味らしい。 納得。 プランテーション時代様式のベット、バルコニーから見える海、南国の絵に描いたようなリゾートホテルだ。
プライベートビーチまである!
休息の場所を得たという安堵と本当にジャマイカへいるのだという喜びが溢れた。