【ジャマイカ旅行記13】 JUTAタクシーでモンテゴベイからネグリルまで往復

旅行



『ネグリル』 世界で一番美しい夕日が見れる場所として知られる。ヒッピーの聖地としても有名。

ジャマイカ最後の今日は最高の夕日を探しネグリルへ向かうことにした。

あるガイドブックによると、モンテゴベイからネグリルまでの往復タクシーは、往復で200USドルである。旅行最終日となると、現金も底に近づいてきていて、帰りのお土産などのことも考えるとかなり厳しい状況だ。

JUTAという観光者用のタクシーは、ドライバーの身元が確かであるという点は安心なのだが、その分割高である。

ジャマイカにはJUTAタクシーの他にもルートタクシーと呼ばれるものが存在する。

タクシードライバーではない一般人の車に相乗りさせてもらうのだ。まあ、要は、ヒッチハイクみたいなものである。

交渉次第ではあるが、かなり安く乗ることができるらしい。 しかし、ガイドブックには危険なのでお勧めできませんと、はっきりと書いてあることも事実であった。

犯罪に巻き込まれても知りませんよ!というような説明だ。どうしよう・・・

いろいろ考えたのだが、結局、背に腹は変えられず、ルートタクシーを選択した。

ホテルのスタッフにどうすればルートタクシーを捕まえられるかと聞いてみると、この電話番号にかけてみろとメモをくれたのですぐに電話をしてみた。

お昼に出発して、夜10時に戻るというプランを伝え、またしても料金の交渉が始まる。 80!! 思い切って言ってみた。 男は話にならんという感じで、No、Noと言う。 100!!男は言う。

確かにJUTAの200ドルと比較すると激安である。100ドルで決めてしまってもよいかと思ったが、 もう少し頑張ってみることにした。85!!

こういうディスカウント合戦は何度か経験すると慣れてくるもので、四の五の言わず、肝心なお金と時間だけを数字でポンポン発するだけのほうがスムーズに話が進むことがわかってきた。

最終的には僕が曲げず、85ドルで合意。

約束した時間に現れた男は、ピーターという。

突然のスコールの中、ネグリルへの小旅行が始まった。果たして夕日は拝めるのだろうか・・・